物件詳細情報
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松とサンカクと余白 (江の島・鵠沼・茅ヶ崎方面)

所在地 藤沢市鵠沼松が岡
価格 5980万円
面積 283.91 平米
最寄り駅 江ノ島電鉄線「鵠沼」駅徒歩8分、小田急江の島線「鵠沼海岸」駅徒歩10分


間口よりも奥行きのある土地です。

土地の北東端、南西に伸びる陽当たりの良い余白の先に、「それ」はありました。瓦葺き入母屋の三角形が際立つ古民家です。

逐年数不詳、そして傷みが相応に激しい建物ですが、なんとも愛らしい印象なのです。気が付いたらこの家を「サンカク」と呼んでいました。愛しさの理由は、細い銅葺きの庇や雨戸の木目、束石で持ち上げられた縁側たちも一役買ってはいるのですが、ひとえにその小振りさにあるんだろうと思っています。

約85坪という広い敷地に約20(約65平米)坪弱の家。間口と高さと三角のバランスも絶妙なのでしょう。それこそ、風呂敷に包んで持って帰りたくなるような存在です。

建物の外周を巡りました。樹木から落ちた葉が積もった屋根、外れかかっている樋、朽ちつつある柱など何年間か十分な手入れがなされていなかった傷跡が見て取れます。が、修復が不可能な程度ではなさそうです。外された壁の鎧板からは土壁と竹小舞の下地が見えました。

室内は、二間続きの和室とその周囲をコの字型に巡る縁側という間取りで南側の和室には違い棚や書院のある床が設えられています。そして建具に施された繊細な加工。ともかく外部に比べると損傷の程度は少ないようです。

この小さな建物を、いま同じように建築したとしたらいくらかかるのだろう、職人達は集められるのか、材料は手に入るのか。古民家を前にして常に思うことです。

とは言っても、この物件は土地売りです。順当にあるいは経済合理性で考えると、建物を解体撤去して、法令に則って最大限大きな新築をすることが正解なのかもしれません。床面積200平米位の建築も可能です。

ただ一方で、小さな家で余白の土地を存分に楽しむ暮らしもいいものだと信じています。しかも、ここが松林の邸宅街だった時代に職人達によって伝統工法で建てられた、そして現代では新築で再現が簡単ではない家を修復して改築して暮らすという選択肢に、憧れます。

縁側に腰掛け長く伸びる陽当たりの良い前庭を眺めながらふと、菜園をつくってその隣にプールが欲しいって思いました。
(ふ)




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敷地端部の存在感、サンカク
敷地端部の存在感、サンカク

書院の障子越しの淡い光、陰影礼賛の世界です
書院の障子越しの淡い光、陰影礼賛の世界です

左:縁側、諸事情あって雨戸を開けられませんでした 右:室内北側から南庭方向
左:縁側、諸事情あって雨戸を開けられませんでした 右:室内北側から南庭方向

雰囲気のある板塀から頭を出すサンカク
雰囲気のある板塀から頭を出すサンカク

建築構造 築年 所在階/建物階数
都市計画 市街化区域 土地権利 所有権 取引様態 媒介
用途地域 第一種低層住居専用地域 建ぺい率/容積率 40% / 80% 土地面積 283.91平米
情報登録日 2016.02.27 管理費/修繕積立金
設備

東京電力、東京ガス、公共下水、公営水道(引込み工事要)

備考 古家あり(木造瓦葺き平家、約65平米、逐年不詳)、風致地区、ニコニコ協定有
※上記において、図面および面積表示が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。
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